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  ケース4  

80歳半ばのひとり暮らしのおじいちゃん。最近、歩行が不安定になり、電動三輪車で月に2回病院に行く。週3回、家事援助ヘルパーが訪問している。今、2階建の一軒家に住んでいる。

家屋内の移動と安全性の向上に際して
 歩行が不安定なおじいさんが、家屋内で安全に移動できる環境となるよう配慮したいものです。そのためには、家屋内の段差を無くす、屋内用杖を使用するなど方法が考えられます 一人暮らしで、万が一の事故に対応するために、緊急連絡システムの設置も考慮したいものです。

入浴に際して
 本ケースでの一般的な入浴手順では、椅子などに座って洗体し、シャワーを浴び、腰を横にスライドして浴槽の縁に移動してから、両足を浴槽に入れてから入浴することが想定されます。こうした動作のなかで、浴室内の環境整備として、洗い場の床面に滑りにくい材質のマットを敷く、シャワーチェアーやバスボードを使用する、手すりを設置するなどといった方法が想定されます。おじいさんが安心して入浴できるよう配慮したいものです。

外出に際して
 本ケースでは、電動三輪車で月2回の通院を行うことを想定しています。その際の留意点として、通院経路の危険箇所を事前にチェックする、その危険性を本人に理解してもらうことなどが大変重要です。さらに、同じ通院経路でも、路上駐車など意表をつく事態の発生が考えられるため、その対処方法も事前に練習しておくことにより、外出時の安全性を高められます。状況によっては、電動三輪車に赤色/黄色の点滅する燈火を設置するなど、安全性をより高めるための対応を積極的に行うことも考えられます。
 
  ケース4を生活の場面でみたときの用具の関係はこちらをご覧ください。  
 
【ケース4の一場面(イメージ)と福祉用具の一例】
ケース4
 
 軽くて 甲部の高さに合わせてマジックテープがついていて調整ができます。むくみやはれのある人には歩きやすい靴です。他に、足を滑り込ませるようにはける幅広の靴や甲部が全開するものもあります。つま先がつまづきにくいものを選ぶとよいでしょう。

電動三輪車
 操作は簡単でレバーを握ると前進し、離すとブレーキがかかります。高齢者に人気のある乗り物です。買い物や病院の受診などの目的で活用されています。最高速度は6qで歩行者とみなされますので免許は必要ありません。

バスマット・バスボード
 バスマットは、入浴時に滑りやすくなる床面を滑りにくくする効果があります。また、浴槽が深い場合に、浴槽上部にのせる板がバスボードで、このボードの上に腰掛けてから浴槽に入ります。その際、利用者が自分の体を支えるため、出来れば、近くにしっかりと固定した手すりなどをつけると、バランスを保ちながら入浴することができます。

聞き取りやすいテレビスピーカー
 テレビなどの音声を聞くとき、聴力機能が低下していると、高い音域が聞こえにくくなるといわれています。こうした点に配慮し、聞き取りやすい音を出すスピーカーです。

便器洗浄スイッチ(リモコン式)
 便器を和風から洋風に改修したとき等、便器の洗浄レバーの位置が後ろの位置になる場合、利用者はレバーを動かすため、大きく振り向なかければなりません。こうしたとき、リモコン式の便器洗浄スイッチを利用すれば、操作にかかる負担を軽減することができます。


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